2018年11月27日撮影
嬉野町吉田両岩(もろいわ)。
イチョウの黄葉が見ごろです(^^)
このイチョウにはこんな謂れがあります。
イチョウのそばに祀られている
「孕地蔵尊」。
昔、この場所は大名行列が通る道でした。
ある時、お腹に赤ん坊がいる女性が。
彼女は大名行列が通る時に
お腹がじゃまをして、
頭を深く下げることができず、
頭が高い、と打ち首にされてしまいます。
その彼女を弔おうと
村の人々が御堂を建て、
「孕地蔵尊」として祀られました。
境内に植えられたイチョウの木は
不思議なことに、毎年、
腹帯を締めたような実がなるようになりました。
この実は「孕銀杏」と呼ばれ、
いまでも近所の人々が、
その実をいれたお守りを作ってくださっています。