佐藤さんは
「久しぶりに嬉野に来ました。
交付式までの間、
嬉野市曲を作るべく歩き回っていた日々の
思い出を振り返りながら
その時見た景色、その時感じた心の安らぎを
ずっと追いかけていました。
空はどこにいても広がっているはずなのですが
嬉野で見る空は、なぜ心が安らぎ
広々とした気持ちになるのだろうか・・・
という思いを抱きながら今朝リハーサルを行いました。
もし、自分が生まれてきて
どんな意味があったのだろうという
振り返る瞬間が訪れたとしたら
ひとつの自信として、証として
胸を張らせてもらえる作品が
「ふるさとの空よ」ではないかと思います。
篠笛奏者として歩き始めてまだ10年も満たないですが
音楽を志すものとして人々に親しんでもらえる、
ずっと歌いつがれてきた唱歌のように
世代を超えて人の心に残る歌を
作ることができたことは
生まれてきてよかったと感じるご縁でした。
そんな思いをまた新たに嬉野こころ大使として
第3期を務めさせていただけることを誇りに思います。
嬉野で感じる安らぎは
毎日を忙しく生きる方々にとって
"こころ"の安らぎになる瞬間が
あるのではないかと思います。
嬉野で感じたことを
"こころ"の安らぎを求めている方に
笛の音とともに届けていけるよう
頑張っていきたいと思います。」
と、やさしい口調ながらも力強くお話されていました。
これからの活動が楽しみですね♪
そして何と交付式のこの日は
佐藤さん39歳のお誕生日!
交付式に参加をしていた
嬉野りすの森保育園の園児たちが
サプライズでプレゼントを用意していました(*´ω`*)
これには佐藤さんもびっくり!!!
佐藤さんが右手に持っているのは
園児たちが自分たちで提案したメッセージボード。
佐藤さんの似顔絵も描かれていたようです(^^)
「みんなで描いてくれたの?上手やね!」と
園児たちに語り掛けていました。
プレゼントをもらった佐藤さんは
「誕生日に大使に任命していただくことは嬉しい限り。
僕の想像をはるかに超えるプレゼントをいただきました。
30歳から篠笛奏者として歩みはじめ、30歳最後の年。
10年目で大きな節目となります。
篠笛奏者としての総括、これまで培ってきたものを振り返りつつ
忙しいと心が曇ってしまう未熟な点もありますが
うれしの茶で心を安らがせ、清めつつ歩んでいきたいと思います。
39歳、いい年になりそうです。ありがとうございます。」
と大変喜ばれていました!
サプライズは大成功でしたね( *´艸`)
続いては嬉野市曲「ふるさとの空よ」の斉唱です。
佐藤さんの演奏に合わせてみんなで歌いました。
園児たちの元気いっぱいの歌声♪
園児たち以外にも
地域の方々も参加されていましたよ。
この模様は動画にまとめて
発信される予定ですよ★
歌を終えて佐藤さんは
「嬉野よかですね〜。
子どもたちがこんな元気に歌ってくれて!
3番の歌詞"手をつなぎ生きる"に
子どもたちの声にこもった魂、力に
心が清められて空に上がっていくような気がしました。
これからも嬉野がいいまちであり続けるんだな、
この子達が礎となって育っていきながら
嬉野の幸せな雰囲気も
大きくなっていくのかなという気がしました。
嬉野最高です!」
そして感謝の気持ちを込めて
【さくら色のワルツ】が披露されました( ^ω^ )
「人と人の出会いが思い出になり、
その思い出は振り返ったときに
良い人生だったと思わせてくれる
宝になると思います。
その人との新たな出会いの喜び
人との縁の大切さを込めてお届けします」
この日はすこし曇り空だったのですが
演奏が終わるころには青空に。
佐藤さんの音色が空へと高く高く響いていきます。
篠笛奏者 佐藤和哉 公式HP