前へ | 次へ |

2012/08/01
八女市へ出発! 災害支援隊 出発式
ツイート
7月11から14日にかけて、九州北部を襲った豪雨は大きな被害をもたらしました。
同じ九州茶産地である八女市においても
市全域、家屋、道路、農地、施設など多大な被害を受けられました。
そこで、
嬉野市が九州茶主要産地の一員として
嬉野市茶農家のみなさんをはじめ市民の皆さんを募って
8月1日に「八女市災害支援隊」を結成、被災された八女市へ出発されました。
【茶農家さん、JA茶業センターのみなさん,嬉野市茶業振興課のみなさんなど、総勢25名で結成された災害支援隊のみなさん】
8月1日、朝7時から「八女市災害支援隊出発式」が行われました。
嬉野市谷口市長から
「八女市は壊滅的状態で茶畑も手つかずで大変厳しいと聞いています。ひとつの農業を通じて支えになれるようにがんばって来てください。
暑い中体調管理には気を付けてきてください」
と激励の挨拶がありました。
続いて
災害支援隊を代表して
佐賀農業協同組合みどり支部茶業部会長 松尾博さんより決意表明。
そして、八女市へ出発。
災害支援隊に参加された方に出発前に話を聞くと
「いつ自分たちも災害にあうかわからない。こういう時はお互い助け合わないと。少しでも力になれれば嬉しい」と
話してくれました。
八女市は場所によっては
まだ市道や農道が壊滅的で
茶畑などの状況を確認できない所が100ha以上あると予想され、来年以降のお茶の収穫もできないかもしれないそうです。
消毒や肥料やり、三番茶のお茶の収穫などで忙しいなかに出発された「八女市災害支援隊」のみなさんの活動が、
一日も早い八女市の復興につながることと思います。
前へ | 次へ |