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2013/09/30
第11回 ほっとマンマin嬉野
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9月29日(日)
旅館「茶心の宿 和楽園」さんにて
第11回 ほっとマンマin嬉野がありました。
佐賀県内外から28名の方が参加されました。
マンマとはラテン語で「乳房」の意味です。
「ほっとマンマ」は乳がんを患われた方にゆったりと温泉に
入ってもらい、心身ともにくつろいで頂きたいと
嬉野温泉おかみの会が全国で始めて取り組んだ活動で、今年で11年目を迎えました。
嬉野温泉おかみの会のみなさん↑
嬉野温泉おかみの会 北川会長(大村屋さん)は「大浴場を貸し切っての入浴なので、今日は身をさらけ出し、
お湯に体をゆだねて心ゆくまで楽しまれてください。」と話されました。
このほっとマンマは、毎年、講師の先生を招いて乳がんについての講演会が行われています。
今年は、嬉野のフラチーム、フラ・レア嬉野 による
「ブロッサムナニホイエ」の曲に合せてのフラの披露から始まりました。
そして、ワークショップ「ゆったりフラ(Hula)」として、
九州ハワイアン協会インストラクター の一ノ瀬クミ子さんを講師にお招きして
フラの基本的な動きとそこに含まれた表現の意味を分かりやすくご紹介され、
その後、参加された方全員で輪になり、フラの衣装【花の髪飾り、パフスカートと レイ(花の首飾り)】をつけて
ハワイアンミュージックをBGMにゆったりと踊られました♪(花の髪飾りは皆さんにプレゼントされていました。)
参加された方にフラを踊ってみられての感想をお聞きしました。
「いい運動になって、なにより楽しかった」と笑顔で話されました。
フラを踊られた後には、
佐賀県総合保健協会 がんの悩み電話相談員の 松本美佐子さん(元 佐賀県立病院 好生館 緩和ケア病棟 初代病棟 師長)
を講師にお招きし、
【自分らしく生きるとは】~終末期の患者・家族との出会いと別れのなかで~
という題で、緩和ケア病棟で終末期のガン患者さんを看護されていた経験を振り返り講演をされました。
緩和ケア病棟の患者さんは確かに亡くなりますが、【亡くなる場所ではなく、亡くなるまでの過程でいかに生きるか】ということ、
そして、命の尊さと大切さをお話され、
最後には終末期のガン患者さんお一人お一人の方から私らしく生きることを学び教えられましたと話を結ばれました。
講演中、思わず涙をこぼして聴いてらっしゃる方もいらっしゃいました。
講演の後、お食事会では参加された方が松本先生とお食事をしながら病気の悩みや不安に思っていることなどを相談されたり、
参加された方同士で、お話をされていました。
そして、昼食の後、大浴場を貸し切っての温泉入浴を楽しまれました。
初めて参加された方にお話を聞くことができました。
「ワークショップみんなで「Hula(フラ)」で、初めてのフラを踊りました。
笑顔で体を動かし、リラックスでき、楽しかったです。
講演では、緩和ケア病棟のことを興味深く傾聴しました。看護師さんや担当の先生の方の
心遣いが素晴らしいと思いました。
また、昼食の料理が美味しかったですし、お茶の温泉も楽しめて満足です」。と言われていました。
ということで、 めいびーの元気宣言σ(≧ω≦*)
今回のほっとマンマで参加されていた方がフラを踊られていたときの
笑顔がとても印象的でした。
また、講演では真剣に先生のお話を聴きながら、涙を流されている方を
みて、私も涙が出ているのに気づきました。
ほっとマンマという素晴らしいイベントに取材に行き、皆さんと一緒にフラを踊れて、
また講演では人として勉強になるお話を聴けました。
めぃびー自身、とても良い経験ができたと感謝しています。
ありがとうございました。
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