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2013/12/19
嬉野市 松尾容子さん
佐賀大学コンテンツデザイン
コンテストで最高賞受賞!!
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ゆーどさんこと 松尾容子さんが
動画作品 「19」で
見事 「最優秀賞」を受賞されました。
このコンテストは国内外から、昨年の2倍を越える137人がエントリーし、
1次審査のあと、2次審査でプレゼンテーションを行い、
入選作35点が決まりました。
【最優秀賞を受賞した、松尾さんの動画作品 「19」 の 1シーン。】
この作品「19」は、
未成年を意味し、「未成年」の時代の複雑な思いを
自身で作詞作曲された楽曲に、アニメーションを重ね、表現されています。
こちらからご覧いただけます↓
松尾容子さんより
受賞作品「19」について
7304日
これはわたしが生まれてから19歳の最後の日までを表した数字
つまり 未成年であった日数です
ある人は思いました
夢は沢山、口にできる
理想の形は溢れる程ある
でもその宙に浮いた思いに足という重りをつけて
確実に地を歩ませることは とても 難しい
そんな壁にぶつかり
理想と現実の差に気付きます
なかなか思い通りにいきません
心折れて逃げ出したくなります
彼等は現実逃避という技を身につけました
ある人は 非行に走ったり
またある人は今の自分が嫌になり
違う自分を演じてみたり
でもその恥ずかしさは
自分が1番良く知っているし
このままではいけないこともわかっています
わかっているからこそ苦しいし
自分を更に追い込んでしまいます
でも何かのきっかけでふと気づきます
逃げられないことを認めはじめます
逃げるどころか
こんな過去をどんどん蓄積していることに
今更後悔してももう
あの日には戻れないことを知る
そんな ある未成年者のお話
もう二度と訪れる事の無い「未成年」の時代
一生に一度の貴重な期間を
何かの形で残したいと思い
当時19歳のわたしはこの「19」という曲を作りました
それから
2年経った今
今度は誰かに伝えたいと思い
曲に絵を重ね今回の作品をつくりました
はじめて作った動画作品です。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
松尾さんは仕事の合間や
時には徹夜をして、この動画作品「19」を制作されました。
作詞や作曲をはじめ、アニメーション作成と色んな才能を発揮されています。
松尾さんが元気通信のデザイナーを務められていた際に、
描かれていた1145パターンのうちの一つです。
松尾さんに今後の目標をお聞きしたところ、
「色んな方に作品を見てもらいたいです。
また、見た方自身が私もコンテストに作品を出品して挑戦してみたいと
思ってもらえたら嬉しいです。」
と話されました。
そして、次回の佐賀大学コンテンツデザインコンテストにも新たに作品を制作して出品される予定です。
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