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2023/08/17
\歓迎レセプション/伊藤園お~いお茶杯 第64期王位戦 7番勝負第4局
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台風6号が過ぎ去り、晴天が続いた嬉野市。
この日の夕方、嬉野町の老舗旅館「和多屋別荘」に多くの人が集まっていました(*^_^*)
みなさんのお目当てはこのイベント(∩´∀`)∩
伊藤園お~いお茶杯
第64期王位戦 7番勝負第4局
藤井聡太王位 佐々木大地七段
歓迎レセプション(前夜祭)
和多屋別荘は2021年の第62期王位戦でも会場の予定でしたが、2021年は大雨の影響で会場が変更。
2022年第63期は挑戦者の豊島九段が新型コロナに感染したため、対局が中止に・・・。

今回2023年は三度目の正直!
嬉野市民や将棋ファンなど、多くの人がこの日を待ち望んでいました(≧▽≦)
歓迎レセプションの会場であるタワー館1階「孔雀」には、無料招待の嬉野市民30名や事前の申し込みで当選した一般参加者、関係者など150名を超える人が参加しました。
ハチマキを巻いた熱心なファンの姿もありましたよ♪
会場では特別協賛・伊藤園の「お~いお茶」が配られていました。
定刻となり、対局関係者がステージに登場すると参加者は憧れの棋士らをカメラやスマートフォンで写真撮影★
(会場は動画は撮影は禁止でした)

そして、藤井聡太王位と佐々木大地七段の姿が見えると、客席からは大きな拍手!

ついに始まるんだ~とワクワクしてきました( *´艸`)
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●主催者挨拶
西日本新聞 柴田 建哉 代表取締役社長
「嬉野市でようやく対局を迎えることができました。我々もみなさんも待ちに待った3年越しの対局になることを大変嬉しく思います。今回の王位戦は、藤井王位の8冠達成に向けて非常に注目されている。佐々木七段は長崎県対馬出身で準地元。九州出身で王位戦に挑戦者としてでるのは初めて。歴史に残るような名勝負を期待したい。」
●主催者挨拶
日本将棋連盟 脇 謙二 常務理事

●開催市 市長挨拶
嬉野市 村上 大祐市長
「本日この日を無事に迎えられたことが、感無量でございます。私も小学2年生の時から将棋を愛好している33年にわたるオールドファン。コロナや自然災害で影響を受けたまちを元気にしたいと思い、誘致に奔走いたしました。藤井王位は西九州新幹線に乗り一人で嬉野に降り立ったそうで、鉄道愛好家として西九州新幹線「かもめ」をご利用いただいた。佐々木七段は嬉野ははじめててということで、さっそく温泉を絶賛いただきました。みなさんの冴える思考を磨く温泉地として認知をされることを願っております。2回の開催延期という憂き目にあい、消え入るような声で中止の記者会見も行ってきました。将棋ファンのみなさまや棋士の方からからあたたかいメッセージもいただきました。嬉野市は温泉、お茶、お菓子と隙のないまち。すばらしい資源をもったまちです。器の産地でもあり、お菓子やお茶の器もぜひ注目をしていただきたい。器たちが躍動する私たちのおもてなしをお見せしたいと思います。」
●対局関係者紹介
立会:中田 功 八段
副立会:豊川 孝弘 七段
日本将棋連盟:脇 謙二 常務理事
記録:高野 潤 初段
聞き手:武富 礼衣 女流初段
●藤井 聡太 王位挨拶
「3年越しの嬉野の大会、こちらにこれて大変嬉しく思います。先ほど明日からの食事とおやつのメニューを見ていましたが、お茶のまちということで、お茶だけでも6~7種類あってどれにしようか長考してしまいました。明日からの対局は持ち時間8時間と大変長いので、そちらこそしっかり考えて一手一手内容の濃い将棋にしたい。たくさんの方にご注目いただく対局になりますので、精一杯指したい。」
●挑戦者・佐々木 大地 七段
「九州は年に3回ほど対局がありますが、嬉野市は初めて。温泉の泉質が良いくて、温泉好きとしてはたまらない。和多屋別荘の館内もとても充実していてよかった。3連敗で九州に来るという師匠と同じ状況を迎えています。自分の力を信じて集中して、精一杯頑張りたいと思います。」
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挨拶の後は嬉野市からお二人へ、歓迎の花束と記念品が贈呈されました。
嬉野市内の小学校や中学校に通う子どもらが手渡し、記念撮影(*´▽`*)
カメラに向かって、ピースをする子どもたちに両棋士や客席は笑顔♡
会場は和やかな雰囲気に包まれました(*'ω'*)
●花束贈呈
●記念品贈呈(玉緑茶)
(写真中央)株式会社伊藤園 品川 長久 氏
(常務執行役員 中四国・九州地域営業本部 本部長)
●記念品贈呈(東一本格梅酒)
●記念品贈呈(肥前吉田焼 / 副千製陶所 水玉茶器)
嬉野市が贈った記念品について
▼嬉野市HP(ページ下へ)
この後、両棋士は明日の対戦に備えて退場。
関係者による対局のみどころ解説がありました。

豊川七段のダジャレも飛び出し、中田八段とのトークに会場は爆笑( *´艸`)
この日の夕方に行われた「検分」の話題では、盤は19年前の第45期王位戦でも使われたもので当時の対局者の名前も記されていたそう。その名前を聞いた会場からはどよめきが起きていました。
▼検分について(写真は日本将棋連盟 提供)
和多屋別荘の館内では、あちこちに将棋を使った装飾が施され、棋士や来館者の目を楽しませていました♪

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