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2012/08/11
うれしの元気通信第6号 嬉楽里この人
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「踊り」で嬉野を元気に
嬉野豊踊会会主 林有紀子さん
嬉野に、創作舞踊など「踊り」を通じてまちづくりに取り組んでいる方が
います。
ご自身も舞踊家で、「嬉野豊踊会ジュニア」の指導者でもある
林有紀子さん(39)です。
どんな思いで踊りに関わっているのか、話をお聞きしました。

■嬉野豊踊会の歴史と活動内容を教えてください。
■豊踊会は私の父が定年退職後、勤め先の長崎から故郷の嬉野に戻って創設しました。昭和60年10月のことで、今年で27年目になります。子どもたちが踊る「豊踊会ジュニア」は17年目です。生徒数4人からのスタートでしたが、今は3歳から76歳まで二つを合わせて総勢約90人に増え、豊踊会主催の盆踊り大会をはじめ、うれしカーニバル、塩田夏まつり、あったかまつりへの出演、高齢者福祉施設の訪問など幅広く活動しています。一つでも多く嬉野でイベントをやりたいと、盆踊り大会は14年続けています。
■やりがいや楽しいこと、大変なことを教えてください。
■みんなで作り上げていく楽しさが、やりがいにつながっています。着物の着付けや化粧などは大人の方が子どもの分までやってくれます。大人の方に「ごめんね、自分たちの着付けもあるのに...」と言うと、「みんなで子どもたちを育てていきましょう!」と言ってくださいます。つながりを感じ、嬉しくなります。子どもたちの踊りを見ている時や、子どもたちが褒められた時も嬉しいですね。逆に大変なのは日本民踊を志す人が少なくなってきていること。後継者不足が心配です。
■自ら作詞された嬉野のイメージソング「うれしのほほん湯・遊・YOU」や塩田音頭に合わせて踊る「うれしカーニバル」への思いを聞かせてください。
■踊りをやっている、やっていないに関わらず、市内外から参加された異業種の方々との交流が楽しみです。日本舞踊、民踊、ヒップホップなど踊りのジャンルによって、同じ曲でもリズムの取り方や踊り方が違うところも面白いですね。うれしカーニバルは夏の一大イベント。大いに盛り上げたいです。
■嬉野がどんな町になってほしいですか。
■嬉野には魅力的な人がたくさんいます。「ひとにやさしいまちづくり」による"ユニバーサルデザイン化"も進んでいて、嬉野に来られるお客さまを含め、全ての人が自分らしく輝ける町になっていると思います。私自身も自分らしくいられる町だと確信しています。これからも、誰もがもっと輝ける町になってほしいですね。
■今後の活動や目標を聞かせてください。
■今月16日の塩田夏まつりで、子どもたちはR&Bメドレーなどいろいろなテイストの踊りを披露します。ぜひ見にいらしてください。今後の目標は「続けること」。後継者不足なので、日本民踊を志す人が一人でも多く生まれるように続けていきたいです。
(ちゃっぴー)
こちらのサイトもどうぞ!!⇒嬉野豊踊会 なでしこ日記
おや、ちゃっぴーによる裏話があるようですよε⌒へ(=゜▽)ノ
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