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2012/10/01
「十三夜のお月見」 ~美味しい嬉野茶を飲みながら~
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十五夜とともに一年で 最も月が美しい といわれる「十三夜」の月。
嬉野のお茶と琴の生演奏を楽しみながら「十三夜」の月を愛でる
そんな風流な「名月銘茶と生演奏の夕べ」に参加してきました。
嬉野温泉うさぎの会 の主催で今年で11回目。
なんと1回目は
「大野原高原」だったそうです。
諸事情で2回目からみゆき公園の管理棟の茶室「松風庵」で行われることなりました。
この「松風庵」にはとても「風流」なものがあるそう。。
その紹介は一番最後で・・(^^)
さて、この日はスタート18時30分の直前から
雨が・・・(>_<)。残念。。
名月の下、庭園で行われる予定だったお琴の生演奏は
室内に変更されました。
この素敵な琴と尺八の生演奏を聴きながら
厳選された嬉野産の銘茶4席
・蒸製玉緑茶
・釜炒り茶
・玉露
・紅茶
を、美味しいお菓子とともに、また最後は茶がゆを頂きます。
この日も雨にも関わらず150人ほどのお客様がお茶と名月を楽しみに来られていました.
まずは嬉野茶の「釜炒り茶」。
炒ってあるので香ばしさが特徴です。
生産者の方がいらっしゃるので
ちょっとした疑問にも直接教えてくださりどこのブースでも
なかなか席が空かないくらいみなさん、お茶と会話を楽しまれていました。
また、今日のお水は嬉野の美味しい水を山まで汲みに行かれたそうです。
「作ったところと同じ地の水が一番よかもんね!特に嬉野は水がきれかし美味しかけん美味しく出るとよ」
とおっしゃてました。
こちらは主に「蒸製玉緑茶」をいただけるブース。
ここでは、
蒸製玉緑茶、微発酵釜炒り茶 、天然玉露、烏龍茶 をいただきました。
天然玉露も。。
とろりと感じるくらい濃くて美味しい(^^)。
嬉野茶の「烏龍茶」。
はじめて飲みました。
飲みやすい!!
うれしの紅茶。
佐賀市の国内紅茶専門店「紅葉(くれは)」さんが淹れてくださいました。
つゆひかり、藤かおり、おくむさし、さえみどり、さやまかおりの品種を
嬉野で栽培、紅茶に加工されたもの。
すっきりしているものからほんのり甘みがあるものと色々。
「くれは」さんの説明も的確でわかりやすく、それぞれ違いを楽しみました。
最後は
「茶がゆ」をいただきました~(*^_^*)。
おいもが入っていてとても美味しい!!
ほうじ茶ベースの茶がゆでした。
お話してくださった 嬉野温泉うさぎの会実行委員の山口 榮一さん、ケイ子さん、太田文代さん。
山口さんと太田さんの手作りのお漬物もとってもおいしかったです。
実行委員のかたは他にも10人ほどお手伝いされていました。
とても、素敵な時間ありがとうございました。
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そして、このお月見があったみゆき公園の茶室「松風庵」にある風流なものとは・・・
「水琴窟(すいきんくつ)」です(^o^)/。
水琴窟とは・・
「日本庭園の装飾の一つで、
手水鉢の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、
その際に発せられる音を反響させる仕掛けで]、手擦鉢の排水を処理する機能をもっている」 (ウィキペディアより)
小さな穴を開けた「カメ」を伏せて埋めてあり
その小さな穴から水が落ちた反響の音を聞くという
というちょっとした仕掛けがあるもの(*^_^*)
石の下にカメが伏せて埋めてあり
水を落とすと・・
下の方から
水滴が落ちて響いたとても綺麗な音が聞こえてきます。
響く音を楽しむって、とても風情がありますよね。
機会があったらぜひ、「水琴窟」の響きの余韻を楽しんでください(#^.^#)
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