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2012/11/10
うれしの元気通信第12号
いきいき見聞録
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気分は陶芸家!? 志田焼の里で焼き物作り
嬉野市塩田町にある「志田焼の里博物館」をご存じですか?
大正時代から昭和にかけて建てられた磁器工場をそのまま保存した博物館で、
陶土の製造から成形、絵付け、焼成まで焼き物の全工程が残されている
日本でも珍しい施設です。
10、11日の両日には秋まつりが開かれ、陶芸窯で焼き上げるピザ作り体験、
大窯喫茶店や大窯コンサート、焼き物市など多彩な催しがあります。
その中でも人気を集めているのが「陶芸体験」。
秋まつりの楽しみ方の取材も兼ね、一足先に体験してきました。
初めてでもこれだけのものが作れます♪
土間や土壁がある木造の工場には当時の大窯や職人の小道具がそのまま
残してあり、一歩足を踏み入れるとまるでタイムスリップしたかのよう。
そんな趣のある工場で、今回は4人で挑戦です。
女性に大人気のランプシェードはゆっぴー、しゅっきー。
絵やデザインが得意なゆーどは絵付け、
ちゃっぴーこと私はろくろにチャレンジしました。
ランプシェード
ランプシェードはまず、土台の形を選びます。ゆっぴーは丸型、しゅっきーは
とっくり型をチョイス。
約50種類の型を使い、デザインしながら型抜きしていきます。
簡単そうに見えて意外に根気がいる作業で、腕の力もいるみたいです。
絵付け
絵付けは筆だけでなく、小さな子どもも楽しめるよう、専用のパステルも
準備されています。
ゆーどはこれを使って、嬉野温泉公式キャラクターのゆっつらくんを
描きました。
クレヨンよりも固く、いつもより描写は難しかった様子。でも、カラフルに
仕上がりました。
ろくろ
私、ちゃっぴーが挑戦したろくろは案の定、ぐちゃっと歪みました。
でも、指導員の先生に手早く直してもらい、なんとか形になりました。
最初の2つは茶碗、3つ目はどんぶり、4つ目は湯飲みと、挑戦するうちに
少しずつ感覚がつかめるようになってきて、最後は念願のカレー皿を
作ることができました。
昔の工場の雰囲気を感じながらの陶芸体験は格別で、指導員の方に
教えてもらえるので安心して作業を進められます。
秋まつりだけでなく、普段の開館日にも陶芸体験はできます。
家族でぜひ、志田焼の里博物館へお越しください。(ちゃっぴー)
〈メモ〉
志田焼の里博物館 嬉野市塩田町久間乙3073
TEL:0954-66-4640
営業時間:9:00~17:00
休館日:水曜・年末年始
観覧料:大人300円 小人150円(団体割引あり)
体験料金(焼成代込)
絵付け:600円より
ランプシェード:2,000円
ろくろ体験:1,200円(1個)
詳しい陶芸体験の話はこちらから⇒陶芸体験をしよう!!
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