うれしの元気通信
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うれしの元気通信 2013/01/12 うれしの元気通信第16号
嬉楽里この人 Part 2


書き下ろし館主宰 西山嘉克さん
インスピレーションで言葉したため

うれしの元気通信第16号の表題

紙面の題字を力強く書いてくださった西山嘉克さん(31)=滋賀県出身。相手の目を見て、浮かんだ言葉を和紙や色紙に紡いでいく「書き下ろし」をされています。
日本、世界を旅された後、嬉野市に移り住んで4年。書き下ろしや嬉野への思いを伺いました。(ゆっぴー)

西山嘉克さん。一気に筆が走る。

書き下ろしを始められたきっかけを教えてください。
大学4年生の時、「自分探しの旅」としてヒッチハイクで日本一周の旅に出ました。その途中、書き下ろしの先駆者として活躍している「てんつくマン」さんに出会ったことが、書き下ろしを始めるきっかけとなりました。
 僕の目を見てメッセージを書いてもらった時、体がしびれるほど感動し、自分もやりたいという衝動が走り、その場で弟子入りをお願いしました。弟子はとらないと断られましたが、代わりに1本の筆と次の言葉をもらいました。「感謝を込め、誇りを持ち、祈りを込めたら君にもできる」 その言葉を胸に、旅をしながら「書き下ろし」を始めました。気がつけば8年目。一期一会の出会いの中でいろいろな方から元気をもらい、支えてもらい、楽しく続けさせてもらっています。

嬉野を住まいに選ばれた理由を教えてください。
2008年の「あったかまつり」に招かれ初めて嬉野に来て、心から癒されました。この時の宿泊先の山木屋旅館さんが自分にとって運命の出会いでした。当時住んでいた阿蘇を離れようと考え、山木屋旅館のご夫婦に相談したところ「うちに来たらいい。若い時は腹いっぱい世話になったらいい。いつか自分が恩を返せる時、次の誰かに返せばいいから」と言ってもらい、その年の秋、嬉野に移り住みました。数カ月のつもりでしたが、ここで暮らすうちに、一生本気で付き合いたい仲間たちと出会い、「嬉野に根を下ろそう」と決めました。
 今は雄大な高原が広がる大野原に住んでいます。素朴な子どもたちと出会い、地元のあたたかい方たちと触れ合い、大自然の中での暮らしを楽しんでいます。全て「出会い」ですね。出会いのおかげで今があります。「出会ってくれて本当に、本当にありがとう」―。その一言に尽きます。

書き下ろしをどんな想いでされていますか?
いろんな人がいて、いろんな答え、道、生き方があって、いろんな幸せの形があっていいんじゃないかな。こんな自分でもいい、そんなあなたでもいい、ありのままの自分たちでいい―。そんな想いでやっています。目の前のお客さんとコラボレーションをさせてもらう気持ちで、わくわくしながら浮かんだ言葉を浮かんだまま書いています。
 一緒に楽しんでもらえたら嬉しいですね。

最後に嬉野への思いと今後の抱負を聞かせてください。
嬉野は自分にとって、まさに「楽園」。人が温かいし、癒されます。嬉野に来て本当によかったです。まだまだ知らない嬉野の魅力や人たちと出会い、深まっていきたいです。これからもこの地で、自分に正直に、真っ直ぐに生きていきたいですね。


作品とともに。笑顔がステキ!
作品とともに。


メモ
西山さんは2010年、公衆浴場シーボルトの湯の近くに「書き下ろし館」を構えられました。九州各地にも出張し、書き下ろしをされています。

TEL0954-42-1481
ブログ:虹色日和 http://ameblo.jp/yoshiyan-diary/


紙面抜粋
紙面抜粋

 
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