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2013/01/26
うれしの元気通信第17号
いきいき見聞録
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やさしい灯りに包まれる
「うれしのあったかまつり」
手作り灯籠に挑戦
「うれしのあったかまつり」
手作り灯籠に挑戦

「第13回うれしのあったかまつり」がきょうから2月17日(日)まで、嬉野温泉商店街一帯で開かれます。
このお祭りは長崎ランタンフェスティバルも開かれる「冬の九州・灯りの祭典」の一つ。
公募で入選した「百人一句」が書かれた華灯籠、竹や草花で作られた可憐な「華灯り」、嬉野の自然・祭りをテーマにした巨大な「うれしのランタン」など500基以上が設置され、温泉街をやさしく照らします。
私たちは今回、この灯籠づくりに挑戦してみました。(ゆっぴー)
灯籠は文字通り、「灯りの籠」。木枠に和紙を張り、中に灯りをともします。あったかまつりの灯籠は、約350年の歴史を持つ塩田町の鍋野手すき和紙を使っています。
和紙を張るのはそんなに難しくないようですが、問題は和紙に何を描くかです。私たちはまず、今年の「百人一句」の兼題である「和」をテーマに句作に挑戦しました。
俳句を詠むのは、みんな中学生以来とか。頭を悩ませ、それぞれに出来上がった句は...。

鍋野の和紙を初めて触った時の思いを素直に詠みました。

輪になって和を語る。温もりがあふれています。

般若湯はお酒の意味。お正月に味わう新酒のおいしさが伝わってきます。

窓の外に映るふわふわした雪に癒されて...。
次は、この句を和紙にしたためます。
毛筆を握るのは久しぶり。間違えず上手に書けるか、ドキドキです。
そして、それぞれの句に合わせ、ゆーどが嬉野温泉公式キャラクター「ゆっつらくん」を描いてくれました。
雪空を見上げたり、お酌をしたり...。ゆっつらくんがみんなの句を引き立ててくれます。
最後に、この和紙を灯籠の木枠に張って完成です!
早速、灯りを灯してみると...
やわらかな光が和紙を通り抜け、俳句とゆっつらくんがふんわりと浮かび上がってきました。
見ているだけで心が和む、とても素敵な灯籠。4人の「和の力」で完成させ、みんな大満足の様子でした。
この灯籠は、まつりを彩る灯籠の一つとして飾っていただけることになりました。
ぜひ、「うれしのあったかまつり」会場で探してみてください。
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