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2013/06/26
ローマ法王へうれしの茶献上
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嬉野市不動山地区は、茶祖吉村新兵衛翁が
お茶の栽培を始めた「うれしの茶」発祥の地で
↑国の天然記念物に指定された大茶樹は吉村新兵衛翁が
江戸時代 慶安年間に栽培した木の一本で
また、この地区は、迫害を逃れたキリシタンが長崎から移り住んだ
と伝えられ、キリシタン史跡が点在しています。
そして、毎年秋に、殉教者祈念会(ミサ)が開催されています。
そこで、新ローマ法王の就任を祝い「うれしの茶」を贈呈することになり、
6/26 お茶とキリスト教どちらとも関係の深い不動山の製茶工場で
ローマ法王へのうれしの茶贈呈出発式が行われました。
嬉野市が新ローマ法王へ贈る贈呈品は
特産のお茶
左から 「釜炒り茶」・「蒸製玉緑茶」・「うれしの紅茶」
「釜炒り茶」「蒸製玉緑茶」は不動山で生産され、25年度全国茶品評会に出品されたもの。(4年連続出品)
「うれしの紅茶」は太田重喜製茶工場で生産され、平成元年商品化されたもの。(砂糖なしで飲める風味ゆたかな紅茶)
そして、肥前吉田焼の茶器セット
副正(そえまさ)製陶所の桜の花をデザインした
茶器セット。
副千(そえせん)製陶所のグッドデザイン賞を受賞した
水玉模様の茶器セット 。
副久(そえきゅう)製陶所の日本きくをデザインした
茶器セット。
谷口市長は
「不動山の方々が殉教者祈念会(ミサ)の為に来られたキリスト教の方々へお茶や地元のおつけものなどを振舞い心をこめた接待
をされていて、そういう気持ちをローマ法王に伝えたいと思い、うれしの茶贈呈の運びになりました。」と挨拶されました。
また佐賀みどり支部茶業部松尾会長は
「ローマ法王がうれしの茶を飲んで日本の心を感じていただけら。」と述べられました。
そして嬉野温泉観光協会池田会長は「嬉野にはキリシタン史跡があり観光の地になっていて、今回ローマ法王へのうれしの茶贈呈により
嬉野の観光PRへつながります。」と述べられました。
谷口市長の「それではローマに向けて出発します!!」の宣言があり
託され、車に乗って
お見送りされている不動山の方々
今回のローマ法王へのうれしの茶贈呈について
吉村新兵衛翁のご子孫の吉村強さんにお話を聞きました。
吉村強さん 「改めて新兵衛翁の偉大さを感じました。 ローマ法王に贈られることはすごいことです。
そして、ローマ法王が嬉野茶を飲まれた感想が聞きたいです!」
めいびーの元気宣言σ(≧ω≦*)
ローマ法王がうれしの茶を飲んで、「美味しくてうれしーの」(〃v〃)と
言ってらっしゃるところを想像しました。
贈呈品は国際郵便で5日程度で到着するそうです!!
吉村さんが言われていたとおり感想を是非聞きたいですね(*´v`*)。
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