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2016/01/19
太鼓を通じて人を育てる
「不知火太鼓」
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こんにちは(^_^)
塩田町で誕生した「不知火太鼓」が
昨年35周年を迎えました!
結成などについて、
前会長で顧問の田中平一郎さんに
お話を伺いました(^^)
顧問 田中平一郎さん
不知火太鼓は昭和54年に
塩田町で結成した和太鼓集団です。
田中さんが福岡にお住まいだったころ、
太鼓演奏を生で見て、その魅力のとりこになり
福岡で太鼓を習いはじめました。
そして塩田に戻ってから、
地元の友人らと「不知火太鼓」を結成。
太鼓は高級品で容易に手に入らなかったため、
小屋にタイヤを吊るし、太鼓に見立てて練習していたそうです。
最初の練習場所は、田中さんの自宅。
今は嬉野市社会文化会館リバティで練習を行っています。
不知火太鼓の最初の演奏は
塩田町にある吉浦神社で毎年
4月5日に行われる「おやまさんまつり」です(^_^)
昭和55年4月5日おやまさんまつり
太鼓は地域の浮立で使用しているものを借りたそうです。
ひとつの太鼓を二人で叩いていました。
その後は結婚式や地域のイベントなどで
太鼓の披露を行ってきています。
こちらは不知火太鼓が初めて購入した太鼓
今も大事に使われていますよ(^_^)
他の太鼓と比べると年期が入っており、
不知火太鼓の歴史を感じますね(>▽<)!
平成10年にはジュニアチームを結成。
(それまで子どもは大人にまざって演奏していました。)
県予選を勝ち抜き、全国大会に出場するなど、
子どもたちもがんばっています(^^)
舞台リハーサル中の子どもたち
小さい体で精一杯太鼓をたたきます
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11月29日(日)嬉野市社会文化会館リバティで行われた
35周年記念ライブ「感謝」。
会場は立ち見が出るほど!!!
オープニングは田中さんと
現会長の松浦良浩さんの共演!
田中さんは久々に太鼓を打ったそうです。
力強い見事な演奏でした♪
まずはジュニアチームの演奏で幕あけ。
大人の演奏ではホールが
揺れるのを感じました!
迫力のパフォーマンスに
会場は大盛り上がり
ホール内に笛の音色が心地よく響きます
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ジュニアの子どもたちに太鼓の魅力を聞いてみたところ
同じ答えがかえってきました。
「みんなの音がひとつになること」。
会場に訪れた方々も
迫力ある演奏に手拍子を打ちながら
楽しんでいました(^_^)
演者とお客さんが一つになれる。
これも不知火太鼓の魅力ですね(*^▽^*)
また、田中さんは太鼓を通じて、
子どもたちに人としてどうあるべきか、
礼儀や態度など教育にも力を注いできました。
人とのつながりもとても大切にしており、
だからこそ、地域に愛される
不知火太鼓に育ったのだと感じました。
現会長の松浦さんも若い指導者の
教育にも力をそそいでいます。
松浦さんが率いていく不知火太鼓は
どんなパワーを私たちに与えてくれるのでしょうか(*^^*)
楽しみですね(^_^)!
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