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2019/01/11
陶・絵・木・書
コラボ4人展開催!
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嬉野町在住、出身者による展示会の
お知らせです!
会場は佐賀市です。
陶・絵・木・書
コラボ四人展
日程:2019年1月8日(火)~1月13日(日)
時間:10時~18時(最終日は17時まで)
会場:高伝寺前 村岡屋ギャラリー
それぞれの道で活躍する4人の個性豊かな作品たち。
互いに共鳴しあい、一つのアート空間が広がります!
陶芸 井手勝彦さん
嬉野市嬉野町生まれ
肥前古窯や穴窯の研究、
穴窯、登窯の築窯、指導も行う。
現在は嬉野町内野山に登窯を築窯。
1987年からは「リュトン」制作を始める。
井手さんにお話を聞きました!
「古い窯を掘り起こすと、
そこに昔の人の思いがあるんだよ。
その思いを自分の中に吸収して、
作品として表に出しています。」
展示されている作品には信楽の土で
作った花器もありました。
実は水漏れがしやすい土らしく、
それを焼しめていき作ったそうです。
登窯は薪をくべながら、
火の色をみて温度を確認していくもの。
会場で窯に火が入っている写真を見ましたが、
迫力がありました(o_o)
絵画 牛島陽二郎さん
嬉野町生まれ
現在は佐賀市にアトリエを構える
佐賀県や福岡県、長崎県、東京都等で
個展を多数開催。
1979年に佐賀市に絵画教室を開く。
「白陽会展」を主宰し、毎年発表。
2018年秋には40回展を
佐賀県立美術館で開催。
2018年春に佐賀県立美術館で
画業60年回顧展を開催。
故郷嬉野
立岩展望台からの眺め。
昔のスケッチであるので、
新幹線の工事が行われていない。
牛島さんが描くのは「九州の自然」。
「昔ながらの家や畑の風景。
現代化により、その風景が消えていっている。
絵でその風景を残し、伝えていきたい。」
会場には、出身の嬉野町の風景、
唐泉山を鹿島市方面から見た風景、
夕焼けなどが展示されていました。
普段見慣れた風景も、
絵を通してみると
自然は美しいものであると
再度思わせてくれます。
木工 江頭良介さん
福岡県大川市より参加。
江頭さんの家業は家具販売。
幼いころから木に親しむ環境で育つ。
木工技術を勉強する学校には進まず、
「それが自由な発想へとつながっているのかも」
と、本人が話す通り、
どの作品も独創的、彫刻的で自由な作品ばかり。
【木に新たな命を吹き込む】が江頭さんのテーマ。
展示会の会場にある机と椅子(上の写真)は
「いい大きさの机と椅子が会場にないから」
と、作ったのだそうです!
江頭さんは「机の脚にこだわる」のだそう。
「脚だけでも飾れるように」と作った机は
4つの脚、ひとつひとつの大きさはバラバラ。
ですが、ひとつの机として
バランスがとれています。
ぜひとも会場で確認してください!
(写真は載せていません)
入口にあった「冬のキリン」。
展示されている作品などの表面は
彫刻刀などで削られています。
思わず触れたくなるような、
木が生きているように感じます。
書道 織田独灯(良範)さん
嬉野町生まれ。
伯母の書道塾に5歳から通い始め、
大学から独学。
大学4年時には個展も開催。
大学で機械工学を学び、
卒業後は工業高校で教鞭を執りながら、
創作活動を続ける。
「嬉野市民憲章石碑」、佐賀市松原川のカッパ紹介文など
公共物の書なども多数
最近では漫画「鍋島直正」の題字も。
どの書も同一人物?と思うほど
表現が異なっています。
紙だけでなく、木や石など
表現したいものの上に文字を刻む。
(上の写真、右から2番目は「木」です)
牛島陽二郎さんの「画業60年回顧展」に
文字で参加をしたことから
今回の展示会が実現したそうです。
「書の展示会、と聞くと
文字が書かれた紙が並んでいて・・・というものを
想像する人が多いかもしれません。
書は自由なもの。
その楽しみ方をひとりでも多くの方に
伝えられれば。」
上の写真は作品をハンカチに
プリントしたもの。
額に飾るなど、いろいろな楽しみ方ができます(^^)
この企画展で展示されている作品は
販売もされています!
詳しくは会場にてお尋ねください(*'ω'*)
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会場:高伝寺前 村岡屋ギャラリー
住所:佐賀市本庄町本庄961-5
TEL:0952-24-5556
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