うれしの元気通信
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うれしの元気通信 2023/11/14 \9月25日~10月9日実施/
自動運転車両 公道での実証実験


2023年9月25日
嬉野市では令和3年度より「嬉野市未来技術地域実装事業」に取り組んでいます。
その事業で導入を検討されている「自動運転車両等の次世代モビリティ」。
9月25日~10月9日の期間、佐賀県では初となる、自動運転車両の公道での実証実験が実施され、関係者や地元旅館やお店のスタッフ、事前に申し込みをした一般の方が試乗しました。

初日となる9月25日、出発を前にセレモニーが開かれました(*'ω'*)
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▼公道を走る様子はこちら(Instagram)

■村上 大祐嬉野市長 あいさつ
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「西九州新幹線開業から1年の節目を迎えて、多くの方にお越しいただいた。開業前はマイカーで訪れるが多かったが、開業とともに、現地での交通手段を持たずにこられる方が増えており、今後も増えていくことが予想される。
今ある取り組みとしては、駅前にレンタカーの開業、シェアカー・シェアサイクル、また"手ぶら観光"ということで荷物をまるくアイズの窓口で預かり、お泊りの旅館に配送するサービスも行ってきた。
バスやタクシーと連携しながら、時刻などの改善をしていただいている。
しかしながらオンデマンドで利用できるシャトルバスを求める声も多く、私どもも未来社会実装事業を使って早期の導入を図りたい。
本年は自動運転車両の実証実験を行い、アンケートを取りながら来年度早々にも公道を本格的に運用することを目指して、関係各位ともに歩みを進めたい。私が新幹線開業時に、これから先の100年構想が大事と話した。クリエイティブな人材の集積を行いながら、新たな時代を感じていただけるように、未来を堪能できる乗り物に育てていきたい。」


■国土交通省九州地方整備局道路部道路情報管理官 谷川 征嗣氏 あいさつ
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「人口減少、高齢化、運転手不足を背景に、地域の足を担う公共交通それから、物流の維持をするのが課題となっており、自動運転がこれらの社会課題への解決する資すると考えられている。社会実装に際して全国各地で開発、実証実験等が、スピード感を持って進められている。福井県永平寺町では今年5月から全国初となる運転手不在の自動運転サービス(レベル4)が開始されている。国土交通省としては、自動運転サービスの普及拡大に向けて、内閣府の未来技術社会実装事業と連携して、自動運転サービスの購入を検討されている地方団体に対して、これまでの実証実験で得られたノウハウなどを活用して導入検討の支援を行っている。
嬉野市では令和3年度に未来社会実装事業および自動運転サービス導入事業に採択され、交流人口の拡大や観光客来訪者の回遊性を高めることを目的として自動運転サービスの実装に向けて検討が進められてきた。この度、佐賀県では初めて公道での始動実施となった。この試乗体験会を通じて、ご利用になられる皆様のご意見を聞いて、運行上の課題などを把握し、さらに検討を進めていく。この嬉野市の地域資源を楽しむひとつのツールとして、またこの旅中の一つの楽しみとしてサービスをご利用いただけたらと考えている。」

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今回の実証実験で運行した車両はフランスNAVYA社製の「ARMA」。
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今回のために決められた試乗ルートはJR嬉野温泉駅 西口から嬉野バスセンターです。
(ルートはあくまで今回の試乗ためのもので、決定ではありません。)
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嬉野温泉商店街本通りを通り、およそ2キロの距離を走りました。
試乗では「レベル2」部分的自動運転で走行。
(システムが、アクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作の両方を部分的に行う)
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実証実験時のドライバーとしてNAVYA社の研修を受けたマクニカ社の社員等が乗車し、緊急時などは手動に切り替えます。
速度は時速20キロ未満。
(基準で定められているため)
車両後方に○に20の制限速度表示がされています。

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車内・車外にはカメラが搭載されており、運行時は遠隔監視・管理。
本格運用を開始した場合は、監視室のスタッフが24時間対応にあたります。

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\乗車しての感想/
左折や右折で対向車を待って発進したり、路上に停車している車を避けたりする動きは「これ、自動運転なの?」と思ったほどスムーズでした!
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信号のない交差点に進入する際に横断歩道前で停り、安全確認後に少し前に出て、さらに安全を確認する動きは人と同じかも。
直進で障害物がない道(ルート上では福田病院前の通り)は快適でした(^o^)
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乗っていると「意外と速い?」と感じましたが、実際は後続車の列ができていました。すでに導入されているところでは、こまめにバス停を設置し混雑を緩和させているそうです。
乗車していた実証実験時のドライバーによると、「この車は事故を起こさないように動く」とのこと。
車が記憶している地図上に無いものを避けるたり、ぶつからないためにブレーキをかけたりします。
急ブレーキがかかる時は車内・車外に聞こえる警笛も鳴ります。

乗っている間にあったのは、自転車の急な飛び出しや追い越し車両の接近などで急ブレーキがかかりました(◎o◎)
停止する時にガクンと大きく体が揺れました。
シートベルトは必須ですね
吊革がありますが、実証実験中は基本的には着座で、シートベルトは必ず着用するよう指示がありました。

窓がとても大きいので、景色が良く見えました(*´ω`*)
ただし、日の光が直接入ってきて遮るものがありませんでした。
この日は9月末でしたがとても暑かったです。
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この自動運転以外にも「未来技術地域実装事業」では
●LINE公式アカウント「嬉野温泉観光案内所」
●VR「バーチャル嬉野・嬉野散歩」
●メタバース空間「デジタルモール嬉野」
も取り組んでいます。

それぞれ、嬉野温泉観光協会HP「うれしの温泉のほほ~ん情報局」にリンクが掲載されていますので、ぜひご覧ください(*^-^*)
▼HP「うれしの温泉のほほ~ん情報局」はこちら
https://spa-u.net/

▼嬉野市「未来技術地域実装事業」について(嬉野市HP)
https://www.city.ureshino.lg.jp/shisei/keikaku/_28638.html
 
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