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2012/07/11
むちゃくちゃ大きい!! 石炭大窯
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志田焼の里博物館には
むちゃくちゃ大きい窯があります!
館長の青木さんが「どのくらい大きいかというと、むちゃくちゃ大きい!」とおっしゃったので間違いないです!(o´▽`)ノ
大窯の天井にすすが付いているのは途中から乾燥室として使われるようになってしまったからだそうです。
この大窯、日本でも最大級のもので、見る者を圧倒します!
横6.6m、奥行き12.4m、高さ3.5mです。
むちゃくちゃ大きいでしょ?゚+.(✿≍∀≍✿)゚+.゚
この大窯の他にも石炭窯、重油窯が1つずつあります。
それらも窯床面積24㎡、高さ3.7m規模なのでかなり大きいです!
全ての窯は倒炎式と呼ばれるつくりになっています。
焚き口から焚かれた炎は一旦天井に向かい、対流するようにして床の穴に引き込まれていきます。その後は、地下の煙道を通って外の煙突に抜けていく仕組みになっています。
ゆーどの足と穴(大きさがわかるように足を入れたそうです(*^_^*))

「だから床に穴があいているんだー!」と納得でした+.(ノ。'▽')ノ
窯の良し悪しは床下の性能で決まるというほど床の穴は重要!
窯の中を同じ温度に保つために均一に対流させなくてはならないからです。それでもやはり、場所によって温度が上がりやすい・上がりにくいとかあるそうです(^_^)
焼成には4日~9日かかったそうですよ!!
燃料も想像つかない量ですよね(';')
石炭もスコップもそのまま残してあります!
◆日本でも最大級の大窯があるワケ◆
・その1
そもそも大窯を作る技術を持っていたから!
「磁器製造が盛んだった佐賀県だからこそできたこと!」と館長がおっしゃっていました。
・その2
大物の大量生産が盛んで、そのために大きな窯が必要だった!
大きいものの代表は「火鉢」です!!
当時は役場の職員は1人1つあてがわれていたそうな。そのくらい火鉢は流通していたということですね。今のように暖房もなけりゃホッカイロもないですもんね^m^
火鉢は遠いところでは東北までも売りに行っていたそうです。
◆焼き物作りの「裏側」がみれる!?「志田焼の里博物館」のブログは
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志田焼の里博物館
佐賀県嬉野市塩田町久間乙3073
TEL:0954-66-4640
http://www.shidayaki-museum.com/
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