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2012/09/04
鉦浮立 うれしの~上岩屋地区~
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こちらは、上岩屋の旅館「千湯樓」さん
下岩屋の「猿浮立」(←クリックでブログへ)と同じく、
上岩屋地区も風水害を鎮め豊作祈願の為の「鉦(かね)浮立」を各地区で披露されていました。
旅館「千湯樓」さんも披露の場所のひとつでした。
夕方から
旅館のお客様や近くの子供たちが「鉦浮立」のみなさんを「今か今か」と待っていらっしゃていました(^^)
楽しみにされている方も多く
この浮立に合わせて
わざわざ泊まりに来ていらっしゃる方や
この上岩屋の鉦浮立を見に毎年泊まられる方もいらっしゃるそう(*^_^*)人気!
おにぎりやてんぷら、お茶、ビールそして・・
嬉野の銘酒「虎之児」も用意してありましたヽ(^。^)ノ
時間は午後6時過ぎ・・
熊野神社に奉納する前の最後の披露場所の「千湯樓」さん、なかなか来ません。。
元気だった近くの子供たちもちょっと、待ちくたびれ始めた時・・
遠くから鉦や笛の音が・・
やってきました!!
総勢60人!かっこよく登場です。ヽ(^。^)ノ
一気に賑やかに。お客様も拍手で迎えます。
早速、披露です!
鉦や太鼓、笛が響きます。
かっこいい~(*^_^*)
その周りで、かわいいお姉さんが何やら配っている。。(?_?)
「わたしもくださ~い」といただいたのが
豆と昆布と鱈(たら)を合わせて作った食べ物。
行く先々でお酒を頂いたり振る舞ったりしながら回られているので
これは、酒の肴みたいなものだそうです。
ご飯でも、お酒でも合う感じ。
とっても、美味しかったです (^v^)ウマッ
太鼓を交代されたりして何曲か披露。
みなさんにお酒を勧めたりして、交流(?)された後
奉納する熊野神社に向かわれました。
下岩屋地区の「浮立」のみなさんともそこで、合流です(*^_^*)
この上岩屋地区は若い人たちが仕切るようになっているそう。
年上の世話人の方たちは全て若い人たちに任せて見守る。
若い方にはこの活動自体が「勉強」で、そして「伝統」になっているようでした。
お世話人の方は
「ここで育った者がここで大人になっていくための登竜門」だと言われていました。
この上岩屋地区の「鉦風流」は約350年の歴史があるそう。
その前は「神楽」で行われていたそうです。
この長くてすばらしい伝統を
ここで育った若い方がこれから同じように引き継いでいかれるんですね。
地区の団結を感じた浮立。見ることができて、良かったです(*^_^*)
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