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2012/10/09
嬉野の丘に「モンマルトル美術館」
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嬉野から鹿島方面へ向かう道の途中に
「モンマルトル美術館」という看板があります
モンマルトル美術館というと
ロートレックやユトリロなどがアトリエとして使ってたらしい
パリの丘の上にある建物を思い出しますが
嬉野の丘にもあったんですね モンマルトル美術館
昔から看板は知ってましたが
気になりつつも なかなか入る勇気が無かったんです
皆さんもそうだったのでは(^p^)?
今回思い切って行ってみました!
/
いらっさい!
\
急な坂の途中に突然現れた美術館
お隣が自宅のようで駐車場はそこにあります
ここの美術館を運営している
北川節子さんという方に案内していただきました
入り口で館長さんがご挨拶
館長さんとこの美術館は共に11歳
一緒に大きくなったんですね(^^)
館内は北川さんや旦那さんで同じく画家の幻象(本名・正浩)さんの絵が
沢山展示されています
北川さんはパリのニースで絵を学び
これまでに沢山の作品を二紀展や一創展に出展
一創会の会員や日本美術家連盟の会員もされていました
北川さんの絵の技法は"ランドスケープペインティング"といわれるそう
自然の景観の描写を扱う芸術ジャンルで
いわゆる 山水画、風景画だそうです
確かに抽象的な作品はほとんど無く
その街の風景が多いですね
外国に居る時に描いたこの作品 「門」
黒い門が描かれています
次に描いた同じ 「門」
門自体は黒だったのですが 気分で白く描いてみたそう
数日後
今まで描いていた黒い門がなんと白く変わっていたそう!(°∀°)!
エリザベス女王が来る為 白く塗ったらしいです
前回北川さんが描いた白い門を見て
門の関係者が白く塗ったのだとか
運ですね(^p^)うひゃー
外国での様々なエピソードも楽しくお話していただきました
この作品は"リトグラフ"(版画の一種)という技法を使って描かれています
この作品 実際の門を見ずに描いたらしいです
描き慣れるほど何枚も何枚も描いたんですね
お次はブラックライトを使った面白い鑑賞方法
この絵は旦那さんが描いた作品
この作品にブラックライトを当てると
カメラでは見にくいですが
奥さん曰く深緑に見えるそう!
カメラでは表現できず申し訳ないです
でもこのアイディアは面白いなと(^^)
次はこの作品
これはパリのモンマルトルを描いた作品
これにブラックライトを当ててみると
街に明かりが灯ったよう
オレンジの部分が浮いて見えます
ここの部分には蛍光の絵の具を使用してあり
ブラックライトを当てると反応して光るんです
あたたかさが伝わってきますね
ちなみに北川さん
モンマルトルの絵を描いて唯一賞を取った人といわれています
そんな凄い方が嬉野にいたなんて!
でも元々嬉野の方ではないそうです
ここで出会えたのもなにかの縁ですね!
どきどきしながらも行って正解でした(^p^)
ここに載せた作品はほんの一部で
倉庫や自宅にはまだまだ沢山の作品があるそうです
絵に興味がある方は是非足をはこんでみてください(^0^)!
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モンマルトル美術館
時間 : 10:00 ~ 18:00 (木曜 休館日)
入館料 : 大人 300円 子供 無料
住所 : 〒843-0302 佐賀県嬉野市嬉野町下野甲1405-1
電話 : 0954-42-0665
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