うれしの元気通信
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のほほ~ん 2020/08/30 嬉野伝統の「釜炒茶」を伝えたい!
【嬉野南部釜炒茶業組合】


2020年8月28日に
嬉しいニュースが飛び込んできました!

鹿児島県で開催されていた
「第74回全国茶品評会」の結果が発表され、
嬉野市内からの出品が
数多く受賞されたんです(*^^*)

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中でも個人「釜炒り茶部門」で
〈一等一席〉にあたる農林水産大臣賞を
嬉野南部釜炒茶業組合
山口 正美さんが受賞。

そして、産地賞(団体)では
「釜炒り茶部門」が2年連続第1位、
「蒸し製玉緑茶部門」は4年ぶりに
第1位を受賞しました(=゚ω゚)ノ

審査会の結果はこちらのページに掲載されています。
▶鹿児島県HP
「第74回全国お茶まつり鹿児島大会
  in南九州市の開催概要について」

そして、昨年の受賞についてはこちら!
▶2019年9月12日掲載
「第73回全国茶品評会うれしの茶
 農林水産大臣賞や産地賞受賞!」

というわけで、今回は嬉野茶の話題をお届けします!

みなさんは「釜炒茶」を飲んだことはありますか?

この「釜炒茶」は500年以上昔から伝わる
嬉野茶の伝統製法なんです(*'ω'*)
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釜炒茶は「釜香」といわれる芳ばしい香りに
黄金色の水色(すいしょく)が特徴♪

ですが嬉野では「蒸し製玉緑茶」という製法で
多く生産されており「釜炒茶」は減少傾向に。

釜炒茶の生産量は、嬉野では全体の2、3%
全国では0.5%以下なんだそうです。

つまり、とても希少価値が高いお茶。
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今日はこの伝統のお茶をもっと多くの方に知ってほしいと
ブランド化・魅力発信をすすめる
「嬉野南部釜炒茶業組合」の取り組みをご紹介します!
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嬉野南部釜炒茶業組合
嬉野山芳釜炒茶
(うれしの さんぽう かまいりちゃ)
葉と日と火

嬉野南部釜炒茶業組合は結成18年目になります。
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組合員の方々は先ほど紹介した「全国茶品評会」などで
数多くの賞を受賞されています(^^)
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先ほど紹介した釜炒茶はこの組合に所属する
4軒の茶農家が作っています。
組合長は秋月 健次さん
工場長は吉牟田 敏光さん、
そして倉満 利行さん、山口 正美さんです。

秋月さんらは、「さが農村ビジネスサポートセンター」事業を活用して
2019年6月からブランド化に向けて活動をスタート。

これまで組合員が個々で生産・販売していた釜炒茶を
独自のパッケージ化し、販路拡大を目指しています。

「さが農村ビジネスサポートセンター」では
経営改善戦略の作成およびその目標達成のための支援、
経営の発展段階に即した課題解決に向けた助言などを行う
プランナー派遣・相談が行われています。

南部釜炒茶部会には
伊藤 友紀さん(HONOTA design)がプランナーとして派遣され、
デザイナー(プランナーではない)
毛利 優子さん(Creative office MOGRA)も加わり
ロゴデザインパッケージを作成。
2020年の一番茶の釜炒茶を詰め、
商品が完成しました!

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海外の方に「釜炒茶」が分かるよう英語も表記。
ASIAGAPの認証を受け、
海外への販路開拓も目指しています!

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商品はリーフとティーバッグがあります。
急須がない家庭も増えていることから
どの家庭でも楽しむことができるように
2種類用意されました。

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リーフ
50g 800円(税別)

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【リーフのおすすめの飲み方】
沸騰したお湯を一度湯呑に入れます。
急須に茶葉と湯呑に移したお湯を戻し
60秒待ちます。
※お湯を一度湯呑に入れ戻すことで
お湯の温度は約90℃になります!

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ティーバッグ
3g×7pc 750円(税別)

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【ティーバッグのおすすめの飲み方】
湯呑やカップに80~90℃のお湯を入れ、
60秒ほど待ちます。

高温のお湯で淹れることで
釜炒茶の香りが一層引き立ちます。

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ちょっと手間はかかりますが
フィルターインボトルに氷を入れ、
そこにお茶を淹れると
アイスでも楽しめそうです~(*^^*)!

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開封するとふわ~~っと
釜炒茶のいい香りがします(*´▽`*)!!!

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赤いふたはフィルターインボトルです( ^ω^ )


嬉野の山間地に点在する
組合員の茶畑で収穫した茶葉。
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ロゴの一番上の○(まる)は太陽、その下は山
真ん中は茶葉・鉄釜・急須など・・・
見る人によってイメージは異なるかも、とのこと。
そして一番下は火です。

伊藤さんと毛利さんは茶畑や茶工場を見学し、
現場風景からイメージされたそうです。

山あいの木漏れ日や茶畑、
茶葉を炒って作る釜炒茶の生産風景などを想像してほしいと
商品名を「嬉野山芳釜炒茶 葉と日と火」と名付けました。

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2020年8月27日の話し合いの様子

そしてこれからは販売について
話し合いが進められていきます!

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この日はサポーターの伊藤さん(上の写真左)、
組合員の山口 孝子さん(上の写真右)、
吉牟田 敏光さん(下の写真・右から2番目)が参加。

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「葉と日と火」は佐賀県内の店舗での販売を計画中。
9月中に店舗を回り、試飲をお願いするための準備や
ネット販売に向けての話し合いが行われていました。
商品の売り方や情報発信など
引き続き話し合いや勉強会を続けていく予定です。

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伊藤さんたちにいろいろ教わり約1年。

組合員の山口さん、吉牟田さんに
これまでのことをお尋ねしてみました(*^▽^*)

山口さん
「みんなで話し合いを重ね
 ロゴやパッケージに思いや情景を詰め込む、
 ということを初めて体験しました。
 伊藤さんからの宿題で
 たくさんの商品のパッケージを見て勉強しました。
 立てて置けるパッケージは販売の際に便利だったり
 内容量も短期間でおいしくいただけるよう
 自分たちが思うより少なかったり。
 とても勉強になっています。」

吉牟田さん
「将来的に箱ギフトも展開できるよう
 リーフとティーバッグを並べた時の見た目が
 考えられています。
 先を見据えることを学びました。」
 
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「嬉野山芳釜炒茶 葉と日と火」の
店頭販売はこれからですが、
商品が欲しい!という方は
直接お問い合わせください( ^ω^ )

ギフトにもピッタリです♪

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嬉野南部釜炒茶業組合

■お問合せメール
ureshino.kamairi@gmail.com

■Instagram
https://www.instagram.com/ureshino_kamairicha/
(DMではなく、メールでお問合せください)

■さが農村ビジネスサポートセンター
さがんものたち
「嬉野山芳釜炒茶 葉と日と火」
https://www.saga-6sapo.jp/saganmonotachi/mitsuyoshinousan-2.html

 
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