前へ | 次へ |

2021/08/29
嬉野に陶芸シェアアトリエ
【スタジオ スポンジ】オープン!
ツイート
嬉野町の自然に囲まれた場所に、陶芸シェアアトリエがオープンしましたヾ(≧▽≦)ノ

アトリエの名前は「スタジオ スポンジ」。

2021年6月頃から3人で利用をスタート。
現在、このアトリエを一緒に利用してくれる仲間を募集中だそうです!
シェアアトリエってどんなところ?
お話を聞いてきました( ^^)
写真左から
中倉 美咲さん / 菊本 有花さん(代表) / 田端 修さん
ここは元々アトリエだった場所。
およそ20年利用されておらず、菊本さんが友人の友人を通じて紹介してもらい、2021年4月末頃から3人で掃除・改装し始めたそうです。まだまだ改装中、と言われていましたのでこれからいろいろ変化していくかもしれません(*^_^*)
天井も高く、すっきりとした空間はとても居心地がいいです(*´ω`*)
窓も大きくて室内も明るい。
ろくろ2台と奥にあるの窯はもともとあったものだそうです。
外の景色にも癒されます。
車もあまり通らないので静か。
この日はみなさん作業を見学( ^ω^ )♪
菊本さんは鋳込み


中倉さんはろくろで、陶器の高台削り


田端さんはろくろで器作り

それぞれの作品に向き合っていました。
ここで3人の簡単な紹介を。
菊本 有花さん
スタジオ スポンジ代表 / 陶芸デザイナー作家
香川県出身。愛知県でプロダクトデザインを学ぶ。インテリアコーディネートの仕事を経てイギリスに留学・陶芸家として活動し、現在は有田の窯元に勤務。
中倉 美咲さん
宮崎県出身。
陶芸との出会いは高校の部活動「陶芸部」で。
もともと物づくりが好きだったこともあり、佐賀大学へ進学し焼物について学ぶ。
現在は佐賀県窯業技術センターで研修中。
菊本さんとの出会いは、菊本さんが働く有田の窯元でアルバイトをした時。
中倉さんは大学卒業後、陶芸ができる場所を探していたそうです。
田端 修さん
長崎県出身。
仕事で唐津に移り住み、唐津焼に出会う。
唐津焼の窯元見学をするうちに自分でも制作したいという思いが募り、定年退職後、有田工業高校の定時制でろくろを学ぶ。菊本さんとはこの定時制時代に知り合ったそうです。
田端さんは「焼物はひとつひとつ手で作りあげるから同じものはない。素朴さや土くささ、飾らないところが魅力。」とお話されていました。時間があえば毎日通いたい、とスタジオ スポンジでの制作を楽しんでいらっしゃいます(*^_^*)
「シェアアトリエ」は名前の通り共同の作業場です。
ですが、ただの作業する場ではありません。
それはアトリエの名前「スポンジ」に意味が込められています。

「スポンジ」は陶芸にとって大事な道具なんだそう。

菊本さんと中倉さんがスタジオの名前を考えている時に、陶芸の道具の名前を羅列していき「スポンジって響きがかわいいね!」と候補に。
スポンジは陶芸にとって大事な道具であること、菊本さん自身もスポンジに思い入れが強く、愛用しているスポンジは日本にはないため海外から取り寄せているんだそうです。
「スタジオ スポンジ」はいろいろな人々が集まって、技術を教え合い、スポンジのように知識を吸収できる場所を目指しています。

菊本さんによると、イギリスは自分が自由に使える場、
シェアスタジオなど多かったそうです。
【陶芸家を目指す人を応援する場所】
【陶芸を楽しむ人が自由に創作できる場所】
嬉野町や塩田町では「陶芸体験」ができる場所はあっても、自由に創作活動ができる場所は私もあまり聞いたことがありません。
作陶場所を探している方も多いようですので、みなさんの身近に「陶芸をやりたい、場所を探している」という方がいらっしゃいましたらぜひご案内ください♪
材料は自分で調達することになります。詳しくは菊本さんたちに相談してみてください。
道具の持ち込みOK。お名前を書いて管理をしてもらいます。
昔のアトリエで利用されていた道具もすこしあるそうです(^^)
現在、3人とも仕事等をしながらアトリエに通っているのでつきっきりでの指導はできません。一人で作陶できる方が好ましいです。
体制が整えばオープンスタジオや陶芸教室などを開いていきたいそうですよ(*´ω`*)
いろいろな人が集まれる場所にしていきたい!とお話されていました( ^ω^ )

焼物の産地・嬉野で新しい交流・活動が生まれていきそうです♪
**********************
Studio Sponge(スタジオ スポンジ)
住所:嬉野市嬉野町大字下野丙1356
駐車場:あり
見学・利用・料金等の相談はメール・InstagramのDMからお願いします。
メール:kikuno087@gmail.com(代表:菊本 有花さん)
▼Instagram
★場所は分かりづらいので、案内していただきました。
不在の場合もありますので、お問合せをしてお訪ねください。
前へ | 次へ |