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2023/01/21
\塩田津の魅力を伝える施設 完成/
「塩田津まちなみてらす」オープン!
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2023年1月20日
塩田津に新しい施設が完成しました!
休憩所も兼ねた塩田津の魅力発信の場となっています(*´ω`*)

平成17(2005)年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された塩田津。
白い漆喰造りの「居蔵家」が立ち並ぶ美しい町並みは、どこか懐かしさも感じます。
この場所には個人や団体での観光も多く、ここ数年は新しいお店もオープンしているんですよ(*^-^*)
そんな塩田津に休憩所を兼ねた塩田津の魅力発信拠点となる塩田津公開活用施設「塩田津まちなみてらす」が完成!
2023年1月20日に開館式が執り行われ、正式にオープンしました(^^♪

施設は2階建て。
・公衆トイレ (1階)
・案内コーナー(小休憩スペース) (1階)
・展示室 (2階)
で構成されています。施設は無人です。
塩田津公開活用施設「塩田津まちなみてらす」
開館時間:9時~17時
(※ただし、男性トイレ・女性トイレは24時間開放)
休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、12月28日~1月4日
休憩や見学は無料ですが、会議や催事で利用される場合は使用料がかかります。
詳しくは条例をご確認ください。
施設は嬉野市の管理です。
案内コーナー部分は町屋造り、トイレスペースは土蔵造りになっており、外観も塩田津の町並みにあった造りとなっています。
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▲1階に小休憩スペースがあります。
靴のままご利用ください。
スロープもあるので車いす・ベビーカーなどでもご利用になれます。
▲バリアフリートイレ
1階にはモニターが設置され、塩田津の魅力を伝える動画が流れます。
動画の長さは9分。
出演者の語りや、過去の写真、アニメなどで分かりやすい内容となっています。
塩田津の風景を映像やドローンで見ると、その町並み美しさを改めて感じることができます♥
地元の方も、この映像に感動されていました!ぜひご覧ください(*´ω`*)
テロップは「日本語」「英語」「韓国語」「簡体」「繁体」が選べます。
建物の奥には男性トイレ・女性トイレがあります。
▲男性トイレ
▲女性トイレ
トイレは24時間利用できます。
写真左の入り口は写真左の場所にあります。
(トイレに背を向けた状態で撮影した写真です。)
▲外から見たトイレスペース入口
(街灯があります)
自動販売機も設置されています。
飲み物休憩や簡単な飲食はOKとのことでした。
ただし、ごみ箱はありませんのでお持ち帰りください。
(自動販売機で購入したものは、設置されているゴミ箱をご利用ください)
2階はスリッパに履き替えてご利用ください(*^。^*)
▲2階踊り場
▲2階展示室
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開館の式典は20日午前10時から開かれ、嬉野市長や副市長、教育長、塩田津町並み保存会の会長らが出席しました。
主催者挨拶
村上 大祐 嬉野市長
「塩田津の伝統的建造物群保存地区の町並みを生かして、さまざまな催事をやっていただいたり、新しいお店ができています。
多くのお客さんが塩田津の町並みを見にお越しいただいていますが、この町並みを見ただけでは、この町の価値そして塩田津のみなさんの思いも伝わりにくい部分もあります。
今回このような休憩施設と塩田津の紹介も兼ねた映像を流す場所もできました。
この拠点をみなさんにもフル活用していただいて、この塩田津の魅力発信にも努めていただきたいと思っております。
私どももこの塩田津の町並みの価値を後世に伝えていくために、しっかりとこのハード、ソフトの両面でやっていきたいと思っております。
この一人でも多くの方にこの町の魅力を知っていただくよう努めてまいります。」

来賓代表挨拶
NPO法人 塩田津町並み保存会 杉光 敬一郎 理事長
「塩田津の町並みにあった木のぬくもりを感じる居蔵造りのトイレ、そして町屋造りの公開活用施設を作っていただき、保存会を代表いたしましてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
最近では、この塩田津にいろいろなお店が出店されています。
今後も、この町並みも多くの方々が見えていただけるのではないかなと思います。その時の核になる場所がこの「塩田津まちなみてらす」なのではないかなと思っております。我々も、大切にこの施設を活用していきたいと思っております。」
嬉野市市議会 辻 浩一 議長
「地域をはじめ市民の皆様が待ち望んでおられました塩田津まちなみてらすが完成し、本日開館式が挙行されるにあたり心からお喜び申し上げます。
塩田津まちなみてらすが、あらたな交流の拠点としての一翼を担う施設になることを期待しております。
今後、塩田津まちなみてらすは新たな息吹を注がれた施設として大切に受け継がれていくことと思います。市民のみならず市外の方の交流拠点として、またすべての人の憩いくつろぎの空間として多くの人に愛される施設となることを祈念しております。」
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塩田津公開活用施設「塩田津まちなみてらす」について(報道資料より抜粋)
塩田津を訪れた方に町並みの散策をより楽しんでもらうため、また、皆様の憩いの場として、塩田津の中央部に塩田津のガイダンス映像の放映設備、小休憩スペース、トイレを備えた公開活用施設「塩田津まちなみてらす」をオープンしました。
塩田津まちなみてらすは 塩田津のほぼ中央に位置し、すぐそばには江戸期に蓮池藩の藩米を納めた「御蔵」、藩米などを積みだした港、通称「御蔵浜」、御蔵と御蔵浜をつなげる小路、通称「御蔵馬場」が通り、歴史的にも重要な場所です。
塩田津まちなみてらすには、塩田津の歴史的町並みに焦点を当て(照らし)、学び、親しむための施設になってほしい、という思いが込められています。
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施設の愛称は一般公募し、20点の応募がありました。
2022年10月14日に嬉野市塩田津公開活用施設愛称選定委員会による選定がおこなわれ、神奈川県横須賀市在住の方が応募された「塩田津まちなみてらす」が採用されました(^o^)
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塩田津町並み保存会
(左から)
事務局長・理事長・副理事長2名
この日、開館式に出席されていた、保存会の関係者や塩田津のボランティアガイドの方々は施設の完成を大変喜ばれていました♪
インタビュー
NPO法人 塩田津町並み保存会 杉光 敬一郎 理事長
「待ちわびていた施設ができて、本当に嬉しく思っています。観光地にはトイレが必要。塩田津の中心にトイレを作っていただいたことで、これから訪れる方が安心して来られるのではないかなと思っています。
ボランティアガイドの拠点や2階で会議をしたりしていきたいと思っていますが、活用についてはこれから考えていきたいと思います。
昔は建物を見る方やご年配がお客さんが多かったのですが、最近は、塩田津に新しいお店ができ、若いお客さんが増えてきました。
その人達が写真を撮ってInstagramなどで拡散して、その投稿を見た人が塩田津を訪れてくれています。どんどんお客さんが増えてきています。
施設内で流れている映像で、塩田津が栄えた理由を知ることができます。」
・・・・
杉光理事長によると、今回新たにできた施設の隣(ピュイダムール塩田津店 前)に広めのスペースがあり、塩田津の観光を終えた方の観光バスの乗車場になっているそうです。
バスに乗る前にお手洗いに・・・ということが多く、少し離れた場所へ数名がトイレに向かい、その影響でバスの出発が遅れてしまうことがあったそうです。
・・・・
2021年には、杉光家 三ノ蔵に塩田町の酪農家・ナカシマファームの「MILKBREW COFFEE」、休憩所だった場所に全国の作家の雑貨を集めたハンドメイド・セレクトショップ「O-YARO」がオープン。
そして2022年末には楽家が新たに「RAKUYA」の名前でレストラン・カフェとしてリニューアルオープンしています。
現在改装中ですが、塩田津にまた1店新しいお店がオープンするそうですよ(^^♪
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\塩田津ってこんなところ/
▼塩田津HP
塩田津を案内してくれるボランティアガイドさんもいらっしゃいます。
お申込み方法は塩田津HPに掲載されています。
ボランティアガイドについては、佐賀県観光連盟のHPにも詳しく掲載されていますよ。
また、毎週日曜日8時~10時には、地元の生産者の野菜や果物、スイーツや嬉野温泉湯どうふ等を販売する「塩田津軒先市」が開催されています。

▼塩田津軒先市 Instagram
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塩田津公開活用施設「塩田津まちなみてらす」
住所:嬉野市塩田町大字馬場下甲712番地1
開館時間:9時~17時
(※ただし、男性トイレ・女性トイレは24時間開放)
休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、12月28日~1月4日
駐車場:エレナ道向かいの広場(リンク)をご利用ください
休憩や見学は無料ですが、会議や催事で利用される場合は使用料がかかります。
詳しくは条例をご確認ください。
施設は嬉野市の管理です。
★お問い合わせ★
嬉野市教育委員会
教育総務課文化財グループ
TEL:0954-66-9130
(電話受付:塩田図書館の開館時間中)
▼図書館の開館日・時間はこちら
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