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うれしの元気通信 2023/05/26 \嬉野移住者交流会/
歩いて出会う"まちの魅力" 塩田津編


2023年5月20日
嬉野暮らし観光実行委員会 主催で第2回「嬉野暮らし観光まちあるき(塩田津編)」が開催されました。

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嬉野市の移住促進パンフレットの発刊を機に、嬉野に住んでいる人たちに向けて暮らしの素晴らしさを再確認する機会にと、企画されました。


第1回は4月15日に嬉野町で開催されています。
▼その時のレポートはこちら
(地域おこし協力隊・久野さん更新Instagram)
https://www.instagram.com/p/CrP93jhLIoK/

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事前の申し込み制で、
案内人は
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▲旅館大村屋 15代目社長 北川健太さん

大村屋ではHPをリニューアルし
「嬉野温泉 暮らし観光案内所」を開設。
嬉野温泉の日常やそこに住む人のおもしろさ、
暮らしを発信されています。

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▲嬉野市地域おこし協力隊 久野裕子さん
参加対象は以下の通り。
●嬉野で暮らし始めた方 (嬉野に転入して5年ぐらいまでの方)
●嬉野で暮らしたい方 (嬉野への転入をお考えの方)

この日は移住して間もないご夫婦や仕事の転勤で嬉野に住む方などが参加しました。
「嬉野の土地に魅力を感じて移住してきたけれど、もっと嬉野を知りたい。知り合いを作りたい。」という思いで参加されたそうです(*^^*)
前回の開催でも、初対面にもかかわらずみなさんすっかり打ち解けられていたそうですよ(^o^)丿

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今回巡ったお店など

★大塚醤油店
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3代続く老舗の醤油醸造店。
薬局のそばの信号機が目印。
国道498号から細い道に曲がったところにあります。
(塩田中学校に向かう途中です)
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大塚さんのお醤油はスーパーや直売所でも購入できます。
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自宅兼お店で、在宅時であれば直接購入できますが、土曜・日曜日は不在が多いそうです。
お店に入るとお醤油のいい香り♪
参加者のほとんどが「塩田にお醤油屋さんがあったんだ!」と新たな発見~\(◎o◎)/!

奥の作業場は製造の関係で見学など受け入れされていないそうです。

塩田から県外に嫁いだ方からも注文があるそうです(^o^)
離れていても、地元のお店とつながりがあるって素敵ですね♥


★中山製菓店
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明治末期・大正時代から続く老舗の菓子店。
塩田橋の近くです。
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逸口香や丸ぼうろ、巻羊羹など・・・素朴で懐かしいお菓子が並びます。
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ご主人がたくさんお話をしてくださいました~!
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▲逸口香は中山製菓舗が元祖だそうです。




★金田鋸店
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郵便局の隣にある刃物製造・販売店です。
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3代目・金田哲郎さん

15歳から弟子入りして、今年87歳!
(初代は金田さんの祖父です。)
若い頃は早朝から工場でお仕事されていたそう。
今はご自身のペースで作業されています。
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この日は特別に、作業の一部を見せていただきました。
テレビとかインターネットでは見たことがある作業が目の前で!
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熱や音、振動、金田さんの真剣なまなざし。
参加者のみなさん、見入っていました。
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お店の営業時間は月曜~土曜 8時~19時。

▼Facebookページ


★常在寺 (じょうざいじ:真言宗御室派)
久野さんおススメスポット♪

階段をのぼっていくと・・・
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お寺の境内から塩田の町を一望できます。
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今の時期は黄金色の麦畑が美しい~♥
久野さんが地域おこし協力隊赴任当初、嬉野の印象に「麦畑がきれい」とお話されていました(*'ω'*)
住んでいると当たり前に見える風景も、誰かにとっては美しい風景になるんですよね。
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常在寺は和同元(708)年、行基が開いたと伝えられる地域の古刹で、塩田町で最も歴史のあるお寺です。
後鳥羽天皇の病気回復祈願が成就し、大黒天が下賜されたといわれ秘仏になっています。
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お寺の正面、参道の石段の中ほどには塩田石工により造られた「石造仁王像」二体一対が立っています。
像の高さは2m40cmほど!
嬉野市指定文化財に指定されています。
表情や筋肉、衣など細かな彫刻に塩田石工の技術が光ります。

なお、本堂の北側から西側にかけて広がる常在寺山には、四国八十八ヶ所巡りにちなんで山路に石仏が安置され、現在、石仏138体と弘法大師像・台座275基が確認されています。

▼詳しくはこちらのブログにて説明しています
http://www.u-genki.jp/202211/29083000001220.php
2022年に多久市で開催された 塩田町 常在寺「四国八十八尊」の記事です。
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ちなみに、春になると、遠くに和泉式部公園の桜を見ることができます★




★塩田津の町並み
(お休みのお店は説明のみ) 
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塩田津は長崎街道の宿場町として、また有明海の干満の差を利用して発達した川港として栄え、江戸時代には、蓮池藩の西目の中心でもありました。
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現在は川の形など変わっていますが、川沿いやまちなかには川港の名残があります。

塩田津は重要伝統的建造物群保存地区に選定され、町並みの修理修景が進められています。
ここ数年、新しいお店もオープンしており、町を訪れる方も多くなりました。

また、毎週日曜日 朝8時~10時頃まで「塩田津軒先市」が開催されています。
地元の方が作るお野菜や加工品、とうふや海産物などが並びます(≧▽≦)
地元の方の交流の場にもなっていますよ。

▼Instagramも更新されています

★O_YARO (オーヤロ)
空き店舗を活用したハンドメイド&セレクト雑貨のお店。
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全国各地の作家の作品が並んでいます。
店主さんは紙モノが大好きな方です(*´ω`)♡
ベビー、キッズ、大人向けと幅広いラインナップです。
お店がオープンして間もない頃、おこづかいを握りしめた子どもが「お母さんのプレゼントを買いに来ました」というお話を聞きいて、キュンとしました♥
店内はスリッパに履き替えてお入りいただきます。
かわいい商品がたくさんなので、迷っちゃいます(*´ω`*)
お時間に余裕を持ってお越しください(≧▽≦)

▼Instagramも更新されています


★Vege(ベジ)キッチン塩田津
※2023年9月末で閉店
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和食レストランのほかに、"地域の人の居場所づくり"にも取り組まれています。

2階には、「喫茶室 自由時間」がオープン。
紹介記事はこちら

塩田津に"音楽にの風を吹き込ませたい"という思いで、音楽を楽しめる場や集いの場として活用されています。
(有料:喫茶メニューの注文が必要です)
ミニライブ・コンサートも可能。

▼「喫茶室 自由時間」Instagramも開設されています。


★杉光陶器店
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杉光陶器店は主屋と三つの蔵から成る「居蔵造り」の大型町家。
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店内は当時の面影を残しつつ、波佐見焼を中心とした色鮮やかな食器類が並んでいます。
カフェ居蔵屋も併設されており、ステキなカップでおいしいコーヒーをいただけますよ♪
地酒の販売もあり。

▼Instagram


★MILKBREW COFFEE (ミルクブリューコーヒー)
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2021年8月、杉光陶器店のお隣「三の蔵」にオープンしたナカシマファームの「MILKBREW COFFEE」。

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店内は趣がありながら、新しさも感じる空間!
ガラス張りでキッチンも見えるので、何を作ってるのかな~とワクワク★

店名にもなっている「MILKBREW COFFEE」はナカシマファームの搾りたてミルクを使ったミルク出しコーヒーのこと。
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また、濃厚でふわふわな口当たりのソフトクリームは子どもから大人まで大人気!
酪農家として、自分たちの思いや活動をSNSで発信されています。
生産者の思いを知ることができるって、嬉しいし、自分の子どもにも食べさせたい・安心感がありますよね。
キッズメニューもあり、「おこづかいで買える」の金額。
子どもたちも一人のお客様として扱ってくださるので、そこも嬉しいポイント。

そして、牛たちをとても大切にされています。
SNSからは牛を愛する気持ちにあふれています♥
牧草も自分たちで作っているそうですよ(^^)
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最近、ナカシマファームのチーズもMILKBREW COFFEEもたくさんのメディアで紹介されています(*^▽^*)
地元の人の活躍は嬉しいですね~♪

▼ナカシマファームInstagram
▼MILKBREW COFFEE Instagram


★西岡家 (普段は解放されていません)
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国指定重要文化財。安政2(1855)年に建てられた2階建て大型居蔵造りの町家。
西岡家は廻船問屋として財をなし、この地域屈指の豪商でした。
とても豪華な造りです。

これまで日曜日は地元の女性グループ「花みずき会」が担当で西岡家の見学を対応されていましたが、コロナ禍でしばらく中止に。
もうすぐ再開されるそうです。


★森家
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この日は展示会が開催されており、華やかな作品が並んでいました♪

お試し住宅・お試しサテライトオフィスの拠点にもなっています。
▼詳しくは嬉野市HPへ



★塩田津まちなみてらす
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今年1月にオープンした塩田津公開活用施設。
2階建てで、塩田津のほぼ中心の場所にあります。

施設は
・公衆トイレ (1階)
・案内コーナー(小休憩スペース) (1階)
・展示室 (2階)
で構成されています。

1階は靴のままご利用いただけます。
2階はスリッパに履き替えてください

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開館時間:9時~17時
(※男性トイレ・女性トイレは24時間開放)
休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、12月28日~1月4日
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夜や休館日は建物横に出入口が
解放されています。

▼詳しくはブログにも掲載しています。



★まちあるき終了後・交流会

普段は車で通る場所。
何度も通っているのに、歩いてみると新鮮!
こんな道があったんだ!
わぁ~なんだかいい雰囲気♥

まちあるきを終えて参加者からは
「プライベートで、友だちと行ってみたい」
「自分が行きそうにないお店もあり、新しい発見でした」
など、「また行きたい」という感想がほとんど。
塩田の町との距離が近づいた感じでした(≧▽≦)

主催者からは
「お店の方々の個性を感じられて楽しかったですね。
みんなで巡ることで新しい発見もありました。
みんなで歩くから、みんなで入ることが大事だなと思いました。
ぜひ友だちや職場の方などに
"塩田でこんなにいい人に会った"
"塩田こんなにおもしろいんだ"
ということを話したり、SNSで発信したり伝えていくともっとまちが盛り上がっていくし、まちに暮らす自慢になるんではないかと思います。」
と話しがあり、さっそく参加者のSNSで、まちあるきの感想もアップされていました(^o^)


第3回は最終回、嬉野町で6月に開催予定です。
詳細は、Instagramで発信されています。


▼第2回塩田津編のレポートは、嬉野地域おこし協力隊Instagramにも掲載されています。


塩田津にお車でお越しの場合
川沿いに駐車場があります。
エレナ塩田店の道向かいです。
塩田津の通りは車も通りますので、歩く際には十分お気を付けください。

今回巡った場所以外にも、飲食店やお寺などたくさんあります。
塩田津町並み交流集会所や下村家にマップが設置されていますので、
お出かけの参考にされてみてください。
(月曜休館)

▼塩田津HP



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第3回の前に、「移住女子会」と題した交流会「窯(かま)さんぽ」が開催予定。
事前の申し込みが必要です。

嬉野町吉田の「肥前吉田焼」の窯元をめぐり、江口製陶所で交流会。
江口製陶所の好きなカップを選んで、D-COFFEE(塩田町:ご夫婦で移住されて1年)の大町 のり子さんが淹れるコーヒーとともにトークを楽しみます。
江口製陶所4代目の大坪桃子さんは福岡より嬉野にUターン。

嬉野市地域おこし協力隊・久野裕子さんも参加されますよ(*^▽^*)

※参加費:2,000円
1ドリンク・お菓子付き、選んだカップはお持ち帰りいただけます。
コーヒーが飲めない方にはソフトドリンクが用意されています。
(締め切りは5月31日)


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嬉野の移住に関することは、嬉野市HPへ


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※暮らし観光とは...
嬉野の日常、暮らし、人々をご紹介する「嬉野温泉 暮らし観光案内所」。
主役はその土地で暮らす人や生活です。
その土地に生きる人たちと「知り合い」になれるような観光のことを「暮らし観光」とよんでいます。
観光客は一時的な市民となり、その土地の人や暮らしに接する。
それは訪れた人にとって唯一無二の時間になります。
 
「嬉野温泉 暮らし観光案内所」について詳しくは
▼旅館大村屋HP
 
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